言っていることは正しい。
必要な指摘でもある。
誰かを責めるつもりもない。
それでも、その言葉が出た瞬間に、場が少し固くなることがあります。
会議室の空気が変わる。
返事が短くなる。
発言が減る。
それまで自然に流れていた話が、急に慎重になる。
そのとき起きているのは、内容の正しさだけでは捉えきれない変化です。
言葉は、意味だけで届くわけではありません。
誰が言ったのか。
どの場面で言ったのか。
それまでの関係の中で、どのような言葉として響いたのか。
同じ指摘でも、ある場では整理として届き、別の場では圧力として立ち上がることがあります。
正しさがあるのに場が固くなるとき、そこには、言葉の内容よりも手前にある見え方の揺れが現れているのかもしれません。
この構造は、講演で扱うテーマの一部です。
正しいことを言っているのに、場が固くなるとき
