公開の場でSECRAを扱う場合
本ページは、SECRAを公開の場で扱う場合の考え方を説明するものです。
現時点では、講演の募集・申込受付・実施依頼の受付を目的としていません。
具体的な講演・登壇・執筆等を行う場合は、
自営兼業承認または兼業許可の要否を確認し、
必要な手続を行ったうえで対応します。
公開の場で扱うこと
SECRAでは、日常や現場の中で繰り返し現れる違和感や判断を入口に、
「見え方の再発」を静かに観察します。
同じ出来事ではないのに、似た違和感が戻ってくることがあります。
場面が変わっても、同じような疲れが残ることがあります。
説明したはずなのに、受け取られ方が少し違って残ることがあります。
状況は違うのに、また似た判断をしていることに気づくことがあります。
公開の場でSECRAを扱うときは、
こうした誰の身にも起こり得る日常的な現象を入口にします。
これは、参加者個人を観察する場ではありません。
内面を分析する場でも、発言や自己開示を求める場でもありません。
そのような場を想定する場合も、参加者個人を観察するのではなく、
一般的な現象として見え方の再発に触れる整理になります。
扱うテーマ
公開の場では、たとえば次のような問いを扱います。
- なぜ同じことが繰り返されるように感じるのか。
- なぜ場面が変わっても、似た違和感が戻ってくるのか。
- なぜ同じ言葉でも、人によって届き方が違うのか。
- なぜ沈黙や疲れが、何度も似た形で残るのか。
- なぜ自然に、同じような判断を選んでしまうのか。
- なぜ原因や責任へ急ぐ前に、立ち上がる反応を観察する必要があるのか。
扱うのは、個人の性格や能力ではありません。
原因や責任を決めることでもありません。
原因へ急ぐ前に、
その場で何が前景に立ち上がっていたのか。
どのような反応が繰り返し現れているのか。
そこにどのような見え方の輪郭があるのか。
その入口に触れるための内容です。
この場で行わないこと
SECRAを公開の場で扱う場合、次のことは行いません。
- 参加者個人を診断すること
- 内面を分析すること
- 発言や自己開示を求めること
- 反応を評価すること
- 性格やタイプに分類すること
- 誰が正しいか、誰が間違っているかを決めること
- 改善手順や解決策を一方的に提示すること
- 特許や内部構造を説明すること
観察するのは、人そのものではありません。
日常や現場の中で、
何が繰り返し立ち上がっているのかという現象です。
安心して聞ける距離を保ちながら、
自分の現場を思い浮かべる時間として整理しています。
公開の場で説明する場合に想定される関心
このページでは、SECRAを公開の場で説明する場合に想定される、以下のような関心を例として整理しています。
- 同じ違和感が、場面を変えて戻ってくると感じる場合。
- 説明したはずなのに、受け取られ方が人によって違うと感じる場合。
- 原因追及だけでは整理しきれない反応が残る場合。
- 沈黙や疲れが、何度も似た形で立ち上がると感じる場合。
- 自分の中に自然に生まれる判断や反応を、少し距離を置いて見てみたい場合。
- 日常や現場に現れる反応を、原因や責任へ急ぐ前に観察する考え方に関心がある場合。
SECRAの説明では、専門知識の習得よりも、日常に現れる反応を観察する距離を重視します。
日常や現場の中で感じる小さな違和感を入口にして触れられる内容です。
このページで扱わない目的
一方で、次の目的には向いていません。
- すぐに使える解決策だけを知りたい
- 個人の性格や能力を評価したい
- 参加者をタイプ分類したい
- 短時間で明確な答えを出したい
- 行動変容の手順や研修メソッドを求めている
SECRAは、問題解決を否定するものではありません。
ただし、中心にあるのは、
解決策の提示ではなく、
原因へ急ぐ前に、何が繰り返し現れているのかを観察することです。
現在の位置づけ
本ページは、SECRAを公開の場で扱う場合の考え方を説明するためのものです。
講演・登壇・執筆等に関する具体的な実施は、内容確認のうえ、服務規程・兼業規程等の確認および必要な手続を経て判断します。
本ページは、募集・申込受付・実施確約を目的としたものではありません。
本サイトについて
本サイトは、個人として整理している観察・文章・書籍情報を紹介するものです。
掲載内容は、所属組織の見解を示すものではありません。
また、本サイトでは、職務上知り得た非公開情報、
個別組織の内部情報、関係者を特定できる事例は扱いません。