一度説明した。
資料も渡した。
補足もした。
それでも、また同じところで話が止まることがあります。
「前にも説明したはずなのに」
「なぜここでまた引っかかるのだろう」
そう感じる場面は、職場や教育の中で少なくありません。
けれど、同じところで止まっているように見えても、実際には、同じ情報が不足しているとは限りません。
その場で前景に立ち上がっているものが、説明する側と受け取る側で違っていることがあります。
説明する側には、手順が見えている。
受け取る側には、不安が見えている。
説明する側には、全体像が見えている。
受け取る側には、自分がどこで失敗しそうかが見えている。
止まっているのは理解ではなく、見えている問題の位置なのかもしれません。
何度説明しても同じところで止まるとき、そこには説明不足ではなく、見え方の立ち上がり方のズレが現れていることがあります。
この構造は、講演で扱うテーマの一部です。
何度説明しても、同じところで止まるとき
